有資格者の女性ドローン屋根屋根診断士が安心の点検をします
飛行許可書
航空法の定めにより、200グラム以上の重さのあるドローンは、当局の許可がないと市街地では運航できません。富樫外装は正規の手続きを則って、航空局により飛行許可を取得しています。また、フライトの都度、法廷の手順に沿って国土交通省の「ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能)」(FISS)に登録を行い、ドローンを飛行させております。
地上で一緒に屋根点検を
ドローンを操縦して屋根点検
そこでその不安を安心感に変えるために、ドローンによる屋根点検・屋根診断を導入いたしました。
私たち屋根職人は慣れているので梯子を利用して屋根に登れるとしても、お施主には危険が伴うことなので登ることはお勧めしていません。だから弊社はドローンを使って、地上にいながらお施主自身の目で、屋根の現状を見ていただきたいと考えております。特に屋根は地上から見えないために悪質業者が虚偽の報告を行いやすい工事だとも考えています。ですから、ドローンを使ってその場でお施主様と私たちが同じ状況が確認できることは、信憑性が高まり、とても大事なことだと思います。
悪質業者に不正をさせないための方法としても、ドローンが活躍してくれると考えています。地域の建物は地元の工事店で守りたいです!
国民生活センターによると、2019年に受けた訪問業者によるリフォーム工事の相談件数が7,993件、点検商法による相談件数が5,753件と記録されています。
・訪問販売によるリフォーム工事
年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
相談件数 | 6,385 | 7,222 | 7,997 | 5,863(前年同期 5,550) |
・点検商法
年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
相談件数 | 5,415 | 5,683 | 5,758 | 4,687 (前年同期 4,004) |
これはあくまで国民生活センターさんが受けた件数ですが、相談せずに泣き寝入りしており、悪質業者だと気づいていないケースの他に、直接私たちに相談を頂くこともありますので、実際にはもっと多いものと考えます。
ドローンを点検に使うと、こんないいことがります
・VRゴーグルを使用することでお施主様も一緒に、安全に屋根の現状を目で見られます。
・誰かが屋根に上がる前に、屋根の現状を写真に残せます。
・ハシゴでは届かない高い屋根や、立地の関係でハシゴが立てられない現場、足場をかけないと歩けない急勾配屋根、劣化が激しく屋根の上を歩行することも危険な屋根でも、点検できます。
・屋根に上がらなくても採寸を行うことが出来るため、現場滞在時間の短縮・スピーディーな見積もり提出が可能です。
しかし、ドローン点検は万能ではありません…
・複雑な雨漏りの原因調査など、実際に目で見ないと突き止められないものはには力不足だと考えます。
・雨や雪や強風などの悪天候時は、故障の原因となるため飛行できません。(ただしそのような危険な時は、我々も屋根に上ることはできません。)
・飛行禁止空域では飛ばせません
・多少ではありますが、プロペラの回転音も考慮して、早朝など近隣のご迷惑になりかねない時間帯は飛行できません。
・屋根に上がるわけではないので簡易的な応急処置までは対応が出来ません。
メリットだけではなくデメリットがあることも理解していただきたいと考えております。
点検業務以外にも写真を活用しています
一般ご家庭向け(住宅・車庫等)ドローン屋根点検
屋根上にある地デジアンテナ交換工事を行った業者に『屋根が錆びていますよ』と教えてもらったことがきっかけで屋根の状態が気になって心配になり富樫外装さんの相談しました。最初は塗装工事で大丈夫かなと考えていたのですが、ドローンで撮影してもらった写真で錆の発生状況がよくわかり張り替え工事を検討するようになりました。作って頂いた現場調査報告書を見ながら丁寧に説明してもらえたことと過去の工事事例をたくさん見せていただいたことで、安心して依頼できました。
大型物件(工場・店舗)ドローン屋根点検
雨漏りが発生し、工場内に雨水が垂れてきて困ったので点検を依頼しました。室内からの調査に加え、屋根裏の点検・ドローン調査を行っていただいたおかげで原因を突き止めてもらい、部分補修で雨漏りを止めていただきました。ドローンの写真で屋根全面が錆びていることがよくわかり、今後の修繕計画を検討することになりました。定期的に点検し、工場内にある機械が雨漏りによって被害を受けることのないように注意していきたいと思います。ありがとうございました。